細工は流流仕上げは果たして…。

教育全般について徒然なるままに。2019年中受予定。

付表の語

「五月雨を集めて早し最上川。これってフヒョウの句だね」

と息子。

「フヒョウの句?いや、芭蕉の句でしょ?」

という、かみ合わない会話をしたある日。

 

「フヒョウ」は詠み人の名前ではなく、付表、つまり常用漢字表についている表で、通常の音訓とは異なる読み方をする語のリストです。

冒頭の五月雨が付表の語とのことで、それを見ての発言でした。

 

そして昨日、ニュースを見ながら、「あ、また付表の語発見。けっこう日常生活にあふれてるんだなぁ」と。

見ると経済ニュースが為替の値動きを伝えていました。

何か知識を得ると、情報の受け取り方もまた変わるものですね。

 

私は、付表の語に早乙女、早苗など(姓名は別として)、もはや日常からははるか遠いところに行ってしまった語彙を見つけて、ふと、「夏は来ぬ」のメロディが脳内を流れた夏至でありました。

学校参観【渋渋】

渋谷教育学園渋谷の学校参観に行ってきました。

自宅からはドア to ドアで30分。アクセスよし、です。

f:id:w113hd:20170617004257j:image

 

学校説明会は校長先生の発信するメッセージを重視しています。

子どもが日常を過ごす空間において、そこの長である大人がどんなメッセージを発信するのか、そしてどのくらい「伝える力」を持っているか。

6年間の影響は少なくないと思います。

渋渋は校長先生も副校長先生も、伝え方がとてもうまいと感じました。

それはプレゼンがうまいというようなテクニック的なものではなく、「話を聞いてくれる相手の時間を無駄にしない」という誠実なコミュニケーションの姿勢から来るものに感じました。

校長先生の穏やかで淡々とした口調で語られる言葉には、迷いや虚飾がなく、まっすぐに届きます。

グローバル教育に定評のある学校ですが、子どもの本質的な育ちにおいて何が大切で教育はどうあるべきかという、より根本的で実直なメッセージが印象的でした。

一方で残念なのはやはりハード面ですね。

空間の狭さはどうしても気になります。特に図書館(図書室?)の規模はかなり残念です。

階段ホールは明るいですが、廊下はあまり光が差し込まず、暗め。

ただ、ホームルームは1クラス約30人というサイズで、英語はさらにそれを半分に分けて指導するとか。

ほとんどの学校が1クラス40人ほどなので、このクラスサイズはより目が行き届きやすい規模だと思いました。

 

入試に関しては、2月2日の男子の併願パターンで最も多いのが

1日:開成 2日:渋渋 3日:筑駒 だそうです。

2日目は男子の合格者を160名ほど出しても、実際に入学するのはそのうち30~40名ほど。

最難関を目指す男子が2日に集中するためか、1日の合格者の男女比は女子のほうが多めですが、2日になると女子は男子の半分にも満たない。女子の渋渋2日目はかなり狭き門と言えそうです。合格者平均点でも国・理・社では男女であまり差がないのに対し、算数は10点近くの差があり、算数勝負といった様相がうかがえます。

それはほかの日程でも同様で受験者平均と合格者平均の点数で一番差があるのが算数なので、やはり合否を分ける教科なのだなぁ。 

学校見学は2校目ですが、実際に足を運ぶと自分が何を重視したいのか、いろいろ見えてきますね。

 

 

狂言への誘い

「今日、学校の国語の授業で狂言をやったんだよ。『しびり』ってやつ。ママ知ってる?けっこうおもしろいよ。そのあとNHK for schoolで『柿山伏』も見て、それもおもしろかった」

と息子。

私が伝統芸能好きなことを知っているので、私好みのネタだと思って話してくれたようです。

もちろん大好物です。すかさず食いつき、

「ねぇねぇ、じゃあ今度、本物の狂言の舞台、観に行こうよ」

と誘ってみたところ、快諾の返事。よっしゃ!

これまでも寄席に連れていってみたり、夏休み親子文楽を観に大阪まで遠征したりと、伝統芸能に触れる機会を作ってきましたが、反応はわりと薄く。

やはりタイミングもあるので、気長に、しかし虎視眈々とその機会をうかがっていました。ようやくその時が訪れました。興味を持ったが吉日。

この機会を逃がすまいと、気が変わらないうちによさげな公演をチェック。

すぐに思いつくのは国立劇場主催の夏休み親子狂言。サイトにアクセスしたところ、残念ながら先行発売分はすでに完売。7月の一般発売を狙うかな。

 

今年は「昆布売り」と「清水」。

f:id:w113hd:20170609212930j:plain

 

 

横浜能楽堂の「狂言の時間」もとてもよさそう。人間国宝山本東次郎先生がご出演です。東次郎先生LOVE♡

が、あいにく夏期講習とバッティング。残念。

こちらは国語の教科書の「あおげあおげ、あおぐぞあおぐぞ」でおなじみの「附子」と「首引」。

f:id:w113hd:20170609213108j:plain

狂言は言葉もわかりやすいですし、1番1番が短く、面白おかしいストーリーなので、伝統芸能の中でも子どもにとっても親しみやすいかと思います。

夏休みの楽しみが一つできました。

全国統一小学生テストは見送り

この間のサピックスオープンは結局受けず、その他の模試もスルーして6月に突入しました。

明日は全国統一テストですが、「今回はやめとく」とのことでこちらもあっさり見送り。

 

秋からは模試も本格参戦になるだろうから、統一テストを受けるなら今回がラストチャンス。

でも本人が乗り気でないならまあいいか、と申し込みをせずにいました。

 

そして昨日、朝食を食べていた時のこと。

「あのさぁ、統一テストさ」

(え?今気が変わってももう締め切ってるよ?)

「秋のほうは受けたい」

 

理由を聞いたところ、どうも出題範囲が気になっているようでした。

息子の通う塾は、算数に優先的に時間を割いて進むため、理社は四谷大塚のカリキュラムより少し遅れて進んでいます。

今回はそのギャップを埋める時間が取れなかったので受けないが、秋は準備万端で臨む、と。

高い目標ではありますが、本人的には賞品のタブレットをガチで狙いにいきたいようです。

 

どんな模試であれ、受けるならばそこから何を得るのか、どんなことを目的に受けるのか、事前に決めておくことは大切です。

統一テストも含め、なんとなく模試に積極的になれないのは、ここの部分が明確にならなかったから。

立ち位置確認も、5年前半ではその意味もあまり見いだせず。

 

その点、賞品狙いというのは、なかなかシンプルでよいなと思いました。

模試というより学力コンテストみたいな。

 

ということで、今しばらくは日々の学習をコツコツと積み重ねていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

算数のゾーン

昨日は運動会の振替休日。

息子は丸一日ひとりで留守番をしながら、たまっていた録画を見たり、勉強をしたりして過ごしていました。

勉強は、算数の仕事算の単元の復習にたっぷり時間を割いたよう。

「体調よくて集中できると算数が超楽しいんだよ~」とのこと。

先週は溶連菌で40度近い熱が出て、運動会出場も危ぶまれていたので、ようやく本調子を取り戻したようです。

予習シリーズ5年もニュートン算を終え、そろそろ終わりに近づいています。

解いていて楽しいと感じるなんて、喜ばしきかな。

去年は理科大好き!の男子でしたが、最近は算数に楽しさを感じるようで、好きな科目へと浮上してきました。

この流れが続くよう、グロースマインドセットでいられるよう、親は適切な声かけをすることに注力していきたいと思います。

 f:id:w113hd:20170530204300j:image

計算は相変わらず面倒くさがりますが、毎日10分だけと決め手コツコツと。字が絶望的に汚くて、1と3、0と6、4と9の見分けがつかないというひどさ。これの矯正も5月の課題でしたが、達成度6割…。

 

初めての学校説明会

4年のときは受験するかどうかが未定だった上、

親はかなりぼーっと過ごしていたので

これまで学校説明会というものに足を運んだことはありませんでした。

というか文化祭すら、自宅最寄りのところに1か所行ってみただけというていたらく。

 

今年はきっちり押さえなくては、と気になる学校の文化祭、

説明会を年間スケジュールに落とし込んだら、

これはかなり計画的に動かなくてはマズイ…ということに気が付きました。

11月の3連休は旅行にも行きたいし(ボソッ。

 

というわけで、先日初めて学校説明会なるものに行ってきました。

御三家のひとつ、武蔵中学です。

f:id:w113hd:20170517213502j:image

1000人収容の講堂がほぼ埋まるほどの人でしたが、入りきれないほどでもなく、

事前予約不要で参加できるのがいいです。

 

敷地は広く、自然豊かで学び舎としての環境は抜群。

校長先生が実にシンボリックで、アカデミックな空気を醸し出していました。

とかく教育が即物的に語られがちな昨今、

「教育は文化を介した教師と子どものコミュニケーションであり、

教育から文化が抜け落ちると人間の人間に対する操作になる」

と確固たる信念を語る姿勢には共感するところも多く、

「人と競争するための学びではなく、共に学び合うことが必要」

と言っている点もまったく同感でした。

 

しかしながら、学校生活の動画を見ると、ごくごく一般的な、

1対40の板書によるオーソドックスな授業風景で、

ここから「学び合い」や「対話」がどのように生まれるのか、

かかげた理念や目指す教育をどのように実現しようとしているのかが

イマイチ見えづらいところではありました。

あと教師陣の顔も見えづらい。

校長先生含め登壇した先生3人以外にどんな先生がいるのか、

もうちょっと情報が欲しかったな。

 

それでも全体的な印象として、理科好き男子の息子には相性のよさそうな

学校だなと感じました。通学時間はドア to ドアで45分。

面倒見の良い学校とは合わなそうなので、自由で、たくさん試行錯誤ができる

ところがいいなぁというのが親の勝手な希望。

ここから1年かけてじっくりと探してみたいと思います。

質的な負荷と教育の引き算

1か月ぶりの更新です。

先日、塾の個人面談がありました。

学習面はおおむね問題なし。

算数はもう一段回深い問題に挑戦していくタイミングとのこと。

「中学への算数」などへのトライをすすめられました。

そろそろ質的な負荷をかけていく時期のようです。

 

今は運動会の朝練があったりして体力的にもちょっとお疲れの様子なので、

運動会が終わったら少しずつ取り入れていきましょうかね。

4月から始めた朝の計算トレーニングは細々とですが続いています。

こちらは処理速度を高めるためのもので、筋トレみたいなもの。

思考力を高めるメニューはまた別で組み込まねば、ということのようです。

 

しかししかし。

つい欲張ってあれもこれも、と「やったほうがいいこと」に気持ちが行きがちですが、

「やらなくてもいいこと」も気をつけて意識するようにしなくては。

「やったほうがいいこと」を積み上げていくのは簡単だけど、

適度な負荷、適切な量を保つには、引き算の意識が肝要。

だけど、この引き算の判断と塩梅が難しい。

 

直近では夏期講習のメニュー選びが悩ましく、面談の最後のほうは

「受けなくても大丈夫そうな講座」の相談までしてしまいました。

 

「メインの講座はパスしてオプションだけというパターンもアリかも」

なんて話も出ましたが、もうちょい検討します。

 

f:id:w113hd:20170515205522j:image

5年生は科学クラブに入った息子。スライムを作ってきました。